たこ焼のルーツは明石の明石焼にあり

「明石焼」は約160年の歴史を持つといわれています。明石焼を商売と始めたのは大正八年から明石焼の屋台を引いていた現在の樽屋町にお住まいだった向井清太郎さんといわれています。向井さんの明石焼は評判となり口コミで広がり人気があったそうです。そして大阪にもその評判が伝わり、大阪から業者が見学に来るほど有名になったそうです。それが後に「たこ焼」となりいつしか明石の明石焼より有名になったそうです。

たこ焼きとココが違う

生地が非常にやわらかいところ、材料に小麦粉以外に浮粉(じん粉)と呼ばれる小麦でんぷんの粉を使うところ、焼き鍋が熱伝導の良い銅製であるところ、明石焼の玉を返すのに銅製の焼き鍋を傷つけないよう、金属製の道具を用いず菜箸を使うところ、具が基本的に蛸のみであるところなどがあります。

本場明石の明石焼(玉子焼) 鮮やかな赤い板の上に並んだ黄色いまんま る。食べればあつあつ、ふんわり、とろーり そしてコリコリっと最後にタコの心地よい歯 ごたえ。地元では「玉子焼」の名で親しま れ、別名では「明石焼」として全国的に知ら れています。そんな明石焼のお店が明石市内 に70件以上あります。

当店のこだわり 小麦粉・澱粉(浮き粉)・卵を混ぜて生地を 作ります。お店によってその「粉」の配分や タコの味わい、だし汁にも個性があります。 流石地名を冠にするだけに、奥が深い明石 焼!そしてその焼き方にも感激。 菜箸を自由自在に操りながら絶妙な焼加減で ひっくり返す技には驚かされます。焼きあが ると鮮やかな紅色の揚げ板に載せられた明石 焼はまさに芸術品。 明石焼一つ一つとってみ ても各店様々!

当明石の「タコ」にも秘密あり!! 明石焼の美味しさを引き立てる「タコ」にも 秘密があります。 明石で捕れる明石ダコは豊富なエサと明石海 峡の早い潮流の環境で育つことから筋肉質で 良質な人気の高い蛸が育つのです。